年末年始の恒例企画となった2008年に読んだ本&買ったミニカーベスト3企画。今年はどちらのジャンルについても選出に苦戦気味ながら行ってみましょ〜。
去年までのようにテキストのみだとあまりにも素っ気ないので、今年から本に関してはアマゾンの商品リンクを、ミニカーに関しては画像を併せて掲載してちょいとばかりハデさを演出。併せて過去のランキングも修正をば。
■読んだ本ベスト3
実は今年初頭、勤務地が変わって通勤時間が10分ほど延びて睡眠時間が削られたのが影響したか、行き帰りの電車で読書欲より睡眠欲の方が勝ってしまうことが多くなり、読むペースがすっかり下がっちゃったことに嘆いてたら、何とビックリ、年末になって勤務地が近場に変わり、体力的にはラクになったものの、朝はラッシュの時間帯で本を読む余地なぞ無いし、帰りは帰りで読む時間が少ないと、読書環境的には恵まれなかった2008年。その上「これだ!」と言えるような本もほとんど無く、ベスト3の選出にはかなり苦労させられることに。
第1位:『くらやみの速さはどれくらい』/エリザベス・ムーン
そんな今年の状況の中で一番良かった…と言うか印象的だったのは、<若き女船長カイの挑戦 シリーズ>でお馴染みのエリザベス・ムーンの代表作と言える本作。
自閉症患者(もっとも、症状的にはアスペルガー症候群という疾患の方が近いらしい)から見た世界という、「異世界」を体感させてくれるSFの醍醐味と文学的な味わい、その上爽やかな感動を味わえる、非常に濃密な作品でした。
ひとつモンクがあるとしたら「21世紀版『アルジャーノンに花束を』」ってキャッチフレーズかなぁ?
こういうキャッチフレーズは、「二番煎じか?」とか「劣化コピィじゃないの?」といった先入観を与えるだけで、決して作者にはプラスに働かない気がするんだけどねぇ。
第2位:『町奉行日記』/山本周五郎
今年もランクインした山本周五郎。
『赤ひげ診療譚』も良かったけど、「もうちょっと今の赤髭に至った経緯とかが掘り下げられてるとなお良かった」という物足りなさがあり、やはり様々な人間模様が凝縮されてる短編集の魅力のほうが勝り『町奉行日記』の方が気に入ったためのランクイン。
第3位:無し
3位はまさかの該当無し。
2008年は星4つを『くらやみ〜』と山本周五郎にしか付けて無いため4つ星の中には他に選択肢が無く、さりとて3つ星から無理矢理選ぶのもなんか違うので、ここは素直に3位は無しということに。
一時は各所で評判の良い『チャイルド44』を入れておこうかとも思ったんだけど、個人的にはベストに推すほどの魅力は感じなかったのでこの結果に。
■買ったミニカーベスト3
今年はhpiがCカーやラリーカーで良い仕事をしたのが目立ったものの、その他は去年に続き印象が薄く、1位・2位は悩まなかったけど3位はちょっと悩むことに。
第1位:hpi-racing 1/43 アルファロメオ155 V6 TI #8('93 DTM)/#5('96 ITC)

今年のベスト1は、ダントツでhpiの155で決まり。
後発の強みとこだわりがたっぷりと詰まった造形や細部の再現度はホレボレとするほどで、思わず93年式とITC仕様の96年式を買ってしまったくらい。
hpiは、手を出すジャンルに一本筋が通って無いというか、継続性に乏しい(インプWRCの新作はもう無いの? とか)のがネックだけど、リリースを重ねる毎に着実にウデを上げており、存在感は着実に増しているのも確かで、これからも注目のブランドですな。
第2位:オートアート 1/18 インターセプター(『マッドマックス2』)

2位は1/18からのランクイン。
インジェクションキットはリリース実績があったものの、完成品としてはなかなかお目見えしなかったマッドマックスのインターセプターがオートアートクオリティで出ただけでも嬉しかったのに、遊び心満載でプレイヴァリュウの高い小物の充実ぶりにも感動。
こうなると無印版のインターセプターも欲しいところだけど、アレは版権問題からモデル化が絶望的らしいから諦めがつくとして、あとは1/43が出てくれると言うことないんだけどなぁ。
インジェクションキット出してることだし、痛車にばっかかまけてないで、ダイキャストムービーコレクションでイッパツ出しちゃわない? アオシマさん
第3位:スパークモデル 1/43 ジャグワァXJR-14 #4('90 ル マン)

さて、3位の選定は結構迷った。
hpiのストラトスも捨てがたかったんだけど、hpiばかりってのもなんなんで(まぁ、実態としてそれだけhpiのインパクトが凄かったことの証左ではあるんだけどね)hpi外で選ぶとするとこれかなぁ? と。
デカールに考証ミスはあるものの、美しいボディラインと迫力のあるウイングの再現度、そのウイングを支えるワイヤーをちゃんとエッチングパーツで再現しているこだわりはさすが。
個体差の激しさがとやかく言われるスパークだけど、量産品・この価格帯でこれだけの細かい造りを実現しているのはやはりすごい(もっとも、最近値上げ続きでリーズナブル感は薄くなってるけど)、と改めて感じた1台だったため3位にランクイン。
最近のコメント