2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

ブログパーツ

無料ブログはココログ

« タミヤがスイーツ界に進出!? | トップページ | ミニカー購入記(2011年4月2日号) »

はみだしブックレビュー:『アリ・バタネン 一秒への挑戦』

81年のWCR(90年代から興味を持ったニワカなもんで、本書中のこの呼称にどうしても違和感(^_^:))でプライヴェイトティームからの参戦ながらドライバーズタイトルを獲得。プジョーワークスに加入した85年のアルゼンチンラリーで起こしたクラッシュで生死の境を彷徨う怪我を負うものの87年にレースフィールドにカムバック。復帰戦となるパリダカでプジョー205ターボGRを駆り見事優勝を飾り、その後もWRC・パリダカ双方のラリーフィールドで活躍したアリ・バタネンが自らのラリー人生を語った本書を、たまたまブックオフの105円棚で発見したのでサルベージしてバスタイム読書で読了。
本人自身の手にって著されたもののため、ドライヴァーがレース中に感じている心理や本音が垣間見れるという意味では興味深く読めるけど、いかんせんバタネンのキャリアや参加レースの展開が体系的にまとめられているわけでもなく、エピソードも脈絡無く行き来するのでいささか読みづらく、資料的価値には乏しいのがネック。
読むのであれば、いわゆる「自伝」「伝記」の類というよりは、エッセイ集くらいのつもりで読むのが吉。

それにしてもアルゼンチンでの事故後、「アルゼンチンで輸血を受けた」という事実だけでエイズ感染に怯え(アフリカに次ぎ、南米で罹患率が高いと聞き、すっかり思い込んでしまった)、精神的にかなり追い詰められ、ほとんど偏執狂の域に達していたとは知らなかった。
レーシングドライヴァーなんて、メンタル面では我々一般人より遙かに頑健であろうに、断片的な知識だけでエイズになったと思い込み、どんどん自分を追い込んじゃうあたり、なまじ意思が強いことがかえってネガティヴに働いちゃったのかなぁ?

あと、日本人と仕事した経験から日本人への印象を書いている件では、日本人全般の礼儀正しさを賞賛しつつも、ドライヴァーに対しては「もっと競争心を持つべし」と叱咤してくれているのですが、22年経った現在(本書は89年刊行)においてなおあまり進歩してなくて、なんか申し訳ない気分になってしまった。

« タミヤがスイーツ界に進出!? | トップページ | ミニカー購入記(2011年4月2日号) »

コメント

こんばんわ・・・

呼称は『こばさん』でOKです。
サンプラザ中野くんさんみたいになってしまうので(笑)

≫バタネン
89年というとPIONEERカラーのプジョー405で入ってた頃
ですね。まぁ今ではWRCドライバーがダカールに参戦って
サインツやカンクネンやワルデガルドやビアシオンなど
有名どころが参戦してます(ました)が、
バタネンはその中でもパイオニア的存在でしたよね。

よく考えるとダカールとル・マン24hの両方制したのは
ジャッキー・イクスしか居ないんですよね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/16457/51273400

この記事へのトラックバック一覧です: はみだしブックレビュー:『アリ・バタネン 一秒への挑戦』:

« タミヤがスイーツ界に進出!? | トップページ | ミニカー購入記(2011年4月2日号) »